3月7日(火)、全校朝会で久慈消防署普代分署の古馬さんのお話を聞きました。
その内容は、6年前の3月11日のことです。
当時も分署員だった古馬さんは、以前の松の木でいっぱいの普代浜が大好きだったこと。それが津波でほとんど流されたこと。大震災当日は、消防の人たちは、住民に避難するよう呼びかけたり、水門を手動で閉めようとしたりしていたこと。津波は水門を超えないと油断していたため、危ない目に遭った人もいたことなども話してくださいました。
そして、「このように大人でも間違うことはある。」「水門は、津波を完全に防ぐことはできなかったけど、時間稼ぎはできるから、なるべく早く高い所に避難すること。」「子ども達が、大人も誘って避難しましょう。」などと、教えていただきました。
最後に児童を代表して、6年の我空君が、「自分の命を守るだけでなく、他の人にも声をかけて、避難したいです。今日は、大震災のことを教えていただきありがとうございました。」とお礼の言葉を述べました。
20分ほどのお話でしたが、児童は最後まで真剣に聞いていました。
(6年生も当時は子ども園児でした)