大人でも…

3月7日(火)、全校朝会で久慈消防署普代分署の古馬さんのお話を聞きました。

その内容は、6年前の3月11日のことです。

当時も分署員だった古馬さんは、以前の松の木でいっぱいの普代浜が大好きだったこと。それが津波でほとんど流されたこと。大震災当日は、消防の人たちは、住民に避難するよう呼びかけたり、水門を手動で閉めようとしたりしていたこと。津波は水門を超えないと油断していたため、危ない目に遭った人もいたことなども話してくださいました。

そして、「このように大人でも間違うことはある。」「水門は、津波を完全に防ぐことはできなかったけど、時間稼ぎはできるから、なるべく早く高い所に避難すること。」「子ども達が、大人も誘って避難しましょう。」などと、教えていただきました。

最後に児童を代表して、6年の我空君が、「自分の命を守るだけでなく、他の人にも声をかけて、避難したいです。今日は、大震災のことを教えていただきありがとうございました。」とお礼の言葉を述べました。

20分ほどのお話でしたが、児童は最後まで真剣に聞いていました。

(6年生も当時は子ども園児でした)

 

響かせよう!「ありがとう」

2月23日(木)、児童会主催で6年生を送る会を行いました。

「響かせよう!ありがとう 届け!エールの気持ち」をテーマに、各学年が発表やプレゼントに工夫を凝らし、6年生にありがとうの気持ちを届けました。

まず、6年生が黄色い帽子をかぶり、1年生と手をつないで入場。4年生が花のアーチでお出迎え。

各学年の発表では、初めに、6年生に招待状を渡した2年生が「お世話になった先生クイズ」。簡単なクイズですが、わざとまちがえる6年生も。そして、「ありがとう さようなら」の替え歌も踊りました。

次の1年生は、6年生の似顔絵をプレゼントし、なんと6年生を「いい子いい子」。

3年生は、「恋ダンス」を披露。その後、6年生と「割り箸でティッシュ運び」ゲーム。気の利く6年生が逆転負けで罰ゲーム。3年生と一緒に恋ダンスを踊りました。

そして、6年生から、4年生に鵜鳥神楽「綾遊び」が、5年生に「喜びの行進」(合奏)と児童会が引き継がれました。

また、5年生からは6年生にジャンボ感謝状も贈られました。

最後は、6年生からダンスのお返しもありました。

1~5年生は、6年生に「ありがとう」の気持ちとこれからも「がんばって」という気持ちを込めることができました。

6年生は、卒業間近の一時を楽しみ、笑顔笑顔の時間でした。

 

 

中学校で半日体験しました

1月27日(金)、6年生が普代中学校を2時間ほど見学したり、交流したりしました。

日程説明を受けた後、中学1・2年の授業を見学しました。1年は数学、2年は国語でした。6年生も中学生をよく知っているはずですが、緊張した顔つきで参観していました。

授業後は、中学1年生との交流会。

自己紹介をしている間に、少しずつ緊張もとけてきたようです。

「中学校生活○×クイズ」では、笑顔も見られました。

「中学生体験」ということで、スクールザックを背負ってみたり、一緒にエールをしてみたりもしました。

中学生とも打ち解け、中学校への不安も少し解消されたようです。